rie☆log

パラダイムシフトを起こし豊かで幸せな人生を創造していくプロセスをつづるブログ

私のこと 2

みなさまこんばんは。りえです。

昨日の続きです。

高校生になったころから、
私は家族にすっかり心を閉ざしていました。
食事のときも会話はほとんど無く、
両親に自分のことを話すことがなくなりました。

私は早く実家を出たくてしょうがなかったので、
東京の美大に行くと決めて、
そのために電車で1時間の美大予備校に通い、
毎日デッサンを描いて勉強もして、
その時はそれが努力とは感じてはいませんでしたが、
日々黙々と努力しました。
そして一浪で志望校に合格し、
東京で念願のひとり暮らしがスタートしました。

私はもう二度と故郷に帰らないつもりで東京に出てきました。
最初の頃は孤独で、バランスを崩してしまいましたが、
田舎の閉塞感に嫌気がさしていた私にとって、
東京は自由の街であり、お洒落パラダイスでした。

夏休みまでは学校生活になかなか馴染めなかったのですが、
孤独に飽きて、内気な性格の自分を変えようと決心し、
自分から話しかけたりして友達を作っていきました。
そして自分から話しかけて彼氏も作りました。

この頃の自分を振り返ると、
本当にすごく頑張ったんだなと思います。
自分の人格をそれまでとは違うキャラクターに
自分で書き換えたのです。

計画してやったわけではありませんが、なんとなく、
こんな感じのキャラクターがいいなぁ〜と憧れて
イメージしていた姿に自分を近づけていきました。

自分の殻を撃ち破るのはすごく怖いことでしたし、
とても勇気が必要でしたが、
私は東京でひとりでやっていくしかないのだと、
とにかく藁をも掴む思いで必死だったので、
やるという選択肢しか私にはありませんでした。

このときの自分の行動力と自分の超えぶりは見事だと、
自分のことながら思います。
今思えば、自分でパラダイムシフトを起こしたのですね。

大学生活後半には、
私は校内でも目立つお洒落なグループの中にいて、
センスのいいものをどんどん自分に取り入れて、
イメージしていた東京生活を楽しんでいました。
そして恋愛も謳歌していました。

人見知りはほとんど無くなりましたが、
自分に自信があるわけではありませんでした。
この頃の私は、表面上は楽しい日々を過ごしていましたが、
自分の中に被害者意識をどんどん生成していました。

両親のことがとても嫌いで恨んでいました。
私が人付き合いに苦労するのは
両親のせいだと思っていましたし、
上手く恋愛が出来なくて自分に自信が持てないのは
両親のせいだと思っていました。

大学まで行かせてもらっておきながら、
感謝もなく、ひどい娘だったと思います(笑)

なので実家にはお金がピンチのときだけ連絡をする以外は、
自分からは連絡を取らず、年に一度帰るか帰らないか、
帰っても両親に心を開かず、
ほとんど話すこともありませんでした。

私は大学生活で自分のそれまでの殻を破ることに成功はしましたが、
人間的にはまだまだ未熟でした。
「かわいそうな自分ストーリー」を作り上げ、
私は悪くないと、全てを人のせいにして
自分に都合良く、人のことなど何も考えずに、
なんとなく楽しんで生きていました。

そして特別にやりたいこともないまま就職活動をする時期になり、
取りあえず周りに流されて面接に行ったりしましたが、
どこへ行ってもそこで自分が働く実感を持てませんでした。

そんな状態なので卒業までに就職先が決まらず、
結局私は約半年ほど就職浪人をすることになりました。

長くなったので続きはまた明日に。