rie☆log

パラダイムシフトを起こし豊かで幸せな人生を創造していくプロセスをつづるブログ

私のこと 8

みなさまこんばんは。りえです。

昨日の続きです。


ここ出てくる登場人物や状況は、
私のフィルターを通して見えていた世界で、
体験したことです。
出てくる人物も、
その時の私がそのように捉えていただけで、
実際のご本人がそのような人物なのではありません。
つまり、このドラマは全て、私以外の方にとっては
フィクションであることをご理解下さい。


実家に戻って半年以上が過ぎたころ、
私は地元のベンチャー系の中小企業に就職しました。

私はそもそもその会社に面接に行った時から、
奇妙な感覚がありました。
なんとなく、全てが胡散臭いんです。

ずっと「どうしてだろう??」と思いながらも、
スムーズに採用が決まってしまい、
腑に落ちない何かがあるまま私は働き始めました。

今までデザインの仕事しかしたことがなかった私にとって、
そこでの仕事は初めて体験する内容でした。

私はパート社員から始めたのですが、
やる気になれば何でもそこそここなせる私は、
半年後には2つの課の課長を兼任し、部下をもち、
プロジェクトリーダーも任されていました。

田舎でゆったりするつもりが毎日残業で、
気づけばすっかり巻き込まれて、
朝から晩まで働いていました。

その会社の社長は、
成り上がり感の強いワンマンな方で、社長として、
坂本龍馬ばりの大義を行ってるような自己演出と
ナルシシズムを、惜しげもなく披露していました。
そして、自分を大きく見せるために、
平気で嘘をついていました。

特に社長自ら作ったウェブサイトは
演出という名の嘘がてんこ盛りで、
サイトの管理を任された私は、
何とかそのサイトから嘘を無くそうとしたのですが、
それは困難を極めました。
なんせ、社長はそれを嘘と思ってないからです。

私は心底うんざりしました。
私が見ている社長の姿は、
私自身の姿だと解っていたからです。
解ってはいましたが、受け入れ、
許すことは困難を極めました。

私は社長を心の底で軽蔑していました。
つまり、そういう自分を軽蔑していたのです。

もっと掘り下げると、
私の中の女性エネルギーは、
私の中の男性エネルギーを軽蔑していました。
私の女性エネルギーと男性エネルギーは、
私の中で仲違いして、衝突していました。

そうすると、どういう現実が造られるかというと、
ひたすら男性から苦しめられる、
男性から行く手を阻まれる、
無能(に見える)なくせに偉そうな男性が現れる、
男性から嫌がらせを受ける、
男性から虐げられる…などなど、
さらに男性を軽蔑するような現実が造られる悪循環!

私はこの会社に約1年間いましたが、
この自分を完全に受け入れ、
超えることが出来ませんでした。
感情に完全に巻き込まれてしまい、
自分を見失いました。

このラスボス的な自己肥大した自分の他に、
自分がかつて放ったエネルギーを受け取り、
いくつかのカルマパターンは回収しましたが、
最後は消耗し切って会社を辞めました。

最後まで奇妙な感じと胡散臭ささは消えず、
ずっと夢の中にいるような感覚でした。
そして、ずっと「貧しい」という感覚もありました。

「あなたと私は違う」
という現実が何度も繰り返し還ってきて、
悲しい気持ちにもなりました。

それは被害者意識にまみれたかつての私です。

「あなたと私は違う」という思いは、
愛から自分を遠ざけます。
どんどん心が捻くれてしまう。
そして、いくら他人が手を差し伸べても、
本人が捻くれた心に気付かない限り治せない。

それが痛いほど解っている私は、
つい、何とかしようとして
部下の子に過干渉気味になっていました。
完全に私のエゴです。まだまだ私は未熟でした。

私は自分の無力さを感じて、
それを埋め合わせるために、
部下の女の子を無理矢理変えようとコントロールして、
自分のカルマの上乗せまでしてしまいました。

そして、このことが、
次のステージで倍返しで還ってくることになるとは、
夢にも思っていませんでした…

続きは明日に。