rie☆log

パラダイムシフトを起こし豊かで幸せな人生を創造していくプロセスをつづるブログ

私のこと 9

みなさまこんばんは。りえです。

昨日の続きです。

引き続き、ここに描かれている登場人物や状況は、
私以外の方にとってはフィクションであることを
ご理解下さい。


分離したエゴというのは、
良くも悪くも自分を守ろうとします。
だから必死で「それは自分ではない」と、
正体がバレないように、そこから目を逸らせようと
自作自演したり、隠蔽工作をしたり、
「そこに行ったら危険だよ〜」と、心を騒つかせて
お知らせしてきたりします。

正体がバレてしまったら、
その分離した「自分=エゴ」は統合され、
消滅してしまうからです。
エゴはとにかく、生き延びるために必死です。
それは人間の「エゴの性質」であり、
全ての人間に備わっている「機能」です。

私が前回のベンチャー系企業に面接に行って感じた
「怪しさ」や「胡散臭ささ」は、
まさにこのエゴの仕業。

他にも、迷惑な人の言動に無性に腹が立つとか、
許せないという、
一見正義感のように感じるものも、
実はエゴの隠蔽工作
誰かの言動に心が過剰反応するのであれば、
100%間違いなく、それを自分でも “やっています”。

そういう厄介ごとは
避けて通ればいいと思うかもしれませんが、
避けたとしてもそれは一時しのぎに過ぎず、
自分がそれを認め、統合するまで、
何度でも同じような出来事が自分の現実に現れます。
そして何度でも同じような目に “あいます”。
自分がそれを認めない限り、いつまでたっても
自分はその出来事の “被害者” なのですね。

さらに、避ければ避けるほど自分はそれを
「深刻なこと」として捉え始め、恐れが増し、
どんどん困難と感じる現象が現れるという悪循環…

実際には、勇気を振り絞って
えいやっ!!って飛び込んでしまえば
大したことないんですけどね。
だってエゴが見せる現実は全て
中身がスッカスカのハリボテですから。

でも、エゴは決して、悪者なのではありません。
エゴの機能があるから、
人間は危険から身を守ることが出来ます。
エゴの機能は、「自分を危険から守りたい」という、
自分への愛でもあります。
自分が心から大切に思っている人を
危険に晒したくはないでしょ。傷付けたくないでしょ。

本当に人間って素晴らしいよね。


前置きはこれくらいにして…

さて、ベンチャー系企業ステージで
「自己肥大した自分」をクリアーできなかった私は、
次のステージへ向かいました。

ベンチャー系企業の会社で消耗し、
部屋の中でパソコンに向かう仕事ばかりしてきた私は、
生きているものに触れて、自然の中で、
自然に添った生活をしてみたいと思い始めました。

昔から料理が好きだったことと、
食と体のこと、健康について学びたい思いもあり、
そういうことが出来る
最適なところがないか探し始めると、
私の優秀なガイドさんから直ぐさまお知らせがあり、
スタッフの募集をしている
マクロビオティックの宿を見つけました。

スタッフになるには、
先ずはボランティアスタッフを体験してから
ということだったので、私はそこで1カ月間、
ボランティアスタッフとして住み込みで働きました。

そこでの体験は、ベンチャー系企業とはまた別の意味で、
私にとって新しい世界との出会いでした。

私はそこで初めてパーマカルチャーの世界に触れました。
それまで、エコとかロハスとか
お洒落の一環でしか触れていませんでしたし、
マクロビも自己流で適当にやっていただけでした。

もちろん宿なので、
ある程度お洒落にパッケージされてはいましたが、
私にとっては初めて体験する本物のエコの世界でした。

そこで出会った人たちも、
私が初めて出会うタイプの人たちでした。
ほとんど私より若い人たちでしたが、
みんな地球のこと、
食べものと体と健康のことを考えて人生を選んでいて、
ずっと長らく資本主義社会にどっぷり浸かり、
物質主義で生きてきた私は感心するばかりでした。

そこでの日々は、体力的に大変なこともありましたが、
毎日が楽しく、新しい発見があり、
本当に充実していました。

ただ、1カ月という短い期間だったことと、
私はあくまで、一時的に立ち寄ったゲストだったので、
そこの良い面しか見えていなかったのだということを、
私はこの次のステージで知ることになります。

この1カ月間の体験は、その頃の私にとって、
束の間のご褒美休暇みたいなものだったのです。

続きはまた明日。