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パラダイムシフトを起こし豊かで幸せな人生を創造していくプロセスをつづるブログ

今の両親を選んで生まれた理由 ②

みなさん、こんにちは😊💕

 

気持ちいい新緑の季節が始まりましたね✨

 

前回の記事の続きです。

今の両親を選んで生まれた理由 ① - rie☆log

 

私の父は双極性障がい(遺伝性の躁うつ病)です。

 

この病気は一生治らないとも言われていて、

父は子どもの頃に発症してから

この病気と付き合ってきたようで、

ずっと薬を飲み続けている人生です。

 

私が小学校3年生の頃、

父は職場でとてもストレスを感じていたようで発症し、

ある朝起きたら全く別人格になっていました。 

 

私はそれまで父の病気のことを知らなかったので、

何が起きたのかさっぱり分からず、

とてもショックを受けました。

 

それまでの父は寡黙な人という印象で、

とても繊細なセンスを持っていて、

クラシック音楽を愛し、絵も上手く、

芸術全般に秀でた感覚を持った人でした。

 

その父がある日突然、

超ポジティブで超ハイテンション、

感情の起伏が激しく突然笑い出したり泣き出したり、

「俺がなんとでもする」などと、

とても大きなことを言う人に変身してしまったのです。

 

家族の手に負えないほどの躁状態になった父は、

病院に数日間入院して、

穏やかになって家に戻ってきました。

 

しかし、突然父が全く別の人になってしまい、

私はそんな父のことが怖くて、不安を感じ、

その日を境に、

今まで父親だと思っていた人が、

いなくなってしまったと感じるようになりました。

 

そしてこの病気は遺伝性のため、私もいつか、

父のように発症してしまうのではないか、

という不安をいつも抱えるようになりました。

 

今は乗り超えることが出来ましたが、

このことは、その後の私の人生に、

とても長い間、影響を及ぼしていました。

 

前回のブログの記事から自分の脳の特徴、

両親から引き継いだ遺伝子のことを考えるうちに

私は随分と特殊な脳をもっている両親の元に

生まれたんだなぁと氣付きました。

 

双極性障がいの父と、

アスペルガー症候群の母ですからね。

 

私はどうしてこんな特殊な脳を持った両親を

選んで生まれてきたんだろうと思い、

双極性障がいについて調べてみました。

 

双極性障がい(躁うつ病)の人の中には、

一般より優れた能力を持つ人が比較的たくさんいて、

中には天才的なレベルにまで達している人も

いるそうなんですね。

 

「天才と狂気は紙一重」と言いますよね。

 

タフツ医療センター精神医学教室教授の

ナシア・ガミーの著書『一流の狂気』には、

偉大なリーダーの多くが精神の病を抱えており、

危機の時代にあっては、常識人的な人物よりも、

精神を病んでいる人の方が集団を良い方向に導く

有能なリーダーになるという考察があります。

 

ガミーによると、

特に躁うつ病の発揚気質(躁傾向)が

天才的な能力を発揮するようで、

その能力には下記4つの要素があるそうです。

・リアリズム(正しい現実認識)

レジリエンス(反発力・回復力)

・エンパシー(共感)

・クリエイティビティ(創造力)

 

中でも、他人の気持ちを察する共感能力と、

集団の中の問題発見と問題解決能力(創造力)が高く、

仲間、友達、同士を作り上げる能力が高いのだそうです。

 

つまり、躁うつ病の人は、

共感能力に長けた強力なリーダーとなりうる

才能を持っているのだそうです。

 

実際、時代を代表する強力なリーダーには、

躁うつ病の人が多く見られます。

一方で、芸術家にも躁うつ病の人は多いのですね。

 

歴代の偉大な芸術家、音楽家には

精神を病んでいる人が多いのです。

 

私の場合、デザイナーを職業としていますし、

芸術的なセンスがあるので、

父から受け継いだ遺伝子をポジティブに

仕事で発揮してきたのだと思いました。

 

この父の遺伝子に、

母のアスペルガーの遺伝子の特徴が加わり、

大量の情報を瞬時に処理できる能力が加わっていて、

それも仕事などでポジティブに

発揮してきたのだと思いました。

 

そして母のアスペルガーの要素があるために、

私のメンタルは父ほど弱くなく、

バランスを崩すことが無いのだと感じます。

 

ここまで考察して、私は氣付いたんです。

私が人生で乗り超えるのに最も苦しんだ両親とのことが、

実は、私がこの地球に生まれて、

自分の使命を果たすための最大のギフトだったのだと。

 

私が乗り越えてきたことは、裏を返せば、

私の才能、私の可能性だったのですね。

 

そして、この最大のギフトを受け取るには、

自分自身が成長し、

それを受け取るに足る器が無ければならず、

自分の受け取れる器の大きさで、

発揮できる才能も決まってくるのだと氣付きました。

 

自分が成長すればするほど、

自分の持つ遺伝子の可能性は

無限大に広がるのではないか、

そう感じました😊💕

 

このことに氣付いて、

私はこの地球に私を産んでくれた両親に、

これまでに無いほどの感謝を感じました。

 

私の両親は、なんて素晴らしい才能を

持っているのだろうと感動し、

両親の魂の素晴らしさを感じました。

 

「この地球に生きてくれていてありがとう」

と、心から感じました。

 

両親への感謝でいっぱいになると、

私は、生まれる前、両親を選んた時の自分が、

ふたりを見つけたとき、

このふたりの子どもに生まれたいなぁと思い、

心がときめいたことを想い出しました。

 

そして若い父と母が、笑顔で、

私の誕生を心から喜んでくれている光景が、

一瞬私の脳内スクリーンに映し出されました。

 

涙が溢れました。

 

私は両親にとても愛されて、

ここに生まれてきたのだと知りました。

 

父と母に出逢えて、

今、本当に幸せです。

 

そして佳花先生のこちらのブログを読んで、

またしても魂が共鳴しました😊💓

 

この地球に両親を選んで生まれてくることは、

とても素晴らしい奇跡なんですね💖

 

親の役割はもうこれだけで終わっている | 「幸せな引き寄せ脳の作り方」大鈴佳花(おおすずよしか)

 

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